インタープレイテクノロジー 復興支援の一環として宮城県石巻高校へ
デジタルサイネージソリューションを供与

インタープレイテクノロジー株式会社(東京都港区、代表取締役 高橋 眞之助)は、インタープレイテクノロジーのデジタルサイネージソリューション「InterPlay Signage」を、復興支援の一環として宮城県石巻高等学校(以下、石巻高校と記載)へ供与したことを発表します。

インタープレイテクノロジーは、2012年8月2日に、株式会社 シーエスデー様と共に、東日本大震災復興支援と各企業の社会的責任の一環として、タブレット型端末30台(東芝様提供)とそのネットワーク環境、および高校生の創造的思考や自己表現力の育成を支援するためのパーソナル(高校生向け)サイネージサービス「InterPlay Signage」を、宮城県の石巻高校へ供与しました。

この取り組みは、自己表現とその発信を可能にするパーソナルサイネージのソリューションを提示することで、高校生ならではの自由な発想に基づいた、新しい情報発信とその共有を石巻高校生自身が創造することを促し、災害復興へ寄与する個人の力への支援を継続的に実施することを目的としています。

同ソリューションを活用する活動の第一弾として、8月31日、9月1日に開催された石巻高校文化祭において、自作コンテンツやタブレット端末を使用したアンケートの制作、配信、集計、報告を、本システムにて実施しました。

また、10月13日、14日に行われた、「高校の先生のための福島フォーラム」(実行委員長 小粥幹夫)では、これら石巻高校での活動が、同高教諭の松浦先生、および関連企業より報告されました。(参考資料「情報処理学会研究報告」を参照)

今後は、同サイネージサービスを利用した、下記内容の拡張利用を継続提案していく予定です。

  1. SNSと連携して、コミュニティーのメッセージを発信、表示する
  2. 静止画以外に、音楽、動画、アニメーション、アプリの充実を図り、コンテンツの魅力度を高める
  3. IPテレビ電話を使用し、双方向のコミュ二ケーション能力を高める
  4. イベント等のライブ放送とサイネージを連動
  5. 災害情報のリアルタイム表示
  6. 生徒自ら制作したアプリの配信 等

■ 「高校の先生のための福島フォーラム」実行委員長小粥幹夫様より
「私達は東日本大震災からマニュアルや訓練だけでは命を守れないことを学びました。仲間と連携して情報を的確に把握、一人ひとりが行動する力を求められています。タブレット端末による情報へのアクセスや収集に止まらないで、伝えたい内容をサイネージ装置の空間と時間に配置する編集、更には特定グループへの発信を可能とする今回のシステムは、高校生が仲間と一緒に創造活動を体験する場として極めて有効でしょう。」

    電子情報通信学会HCG第3種研究会
    「未来世代から見たコミュニケーション科学の魅力と学習意欲向上」幹事
    工学博士 小粥幹夫

パーソナルサイネージサービス「InterPlay Signage」について

近年、スマートフォンやタブレットは、これまでのパーソナル情報端末としてのPCに取って替る勢いで急成長を続けています。最新の「InterPlay Signage」では、従来からの商業ベースのデジタルサイネージソリューションを、これらのパーソナル情報端末へ最適化することで、ツイッター、フェースブックを始めとするソーシャルネットワークサービス(SNS)と並ぶ、新たな自己表現、情報発信のためのパーソナルサイネージサービスとして進化させています。

インタープレイのパーソナルサイネージサービスでは、一般の個人が制作する音楽、動画、写真、文書、絵画、デザイン、アニメーション、アプリケーションなど可視化、可聴化できる作品を発表する場所・コミュニティーを提供し、闊達なコンテンツの流通を可能にするために最適なソリューションを実現します。

インタープレイ サイネージの主な特長は以下の通りです

  1. 主要な端末上(Windows, Android, iOS *1 )での、コンテンツ再生、配信、双方向通信が可能です。
  2. ボタンを押して画面遷移するコンテンツを、簡単に作成、配信できます。
  3. ユーザのインプット情報や、画面の閲覧履歴等を、サーバに送って集計・分析が可能です。
  4. 外部ニュースサーバやコンテンツサーバと連携が可能です。
  5. クラウド基盤でのサービスにより、より安定性の高いサービスを安価に提供します。

  6. *1) iOS端末は現在開発中です。

■ インタープレイテクノロジー株式会社ついて
インタープレイテクノロジーは、音楽奏者がそれぞれの持分を存分に発揮し、あうんの呼吸で全体の演奏を高めていく「インタープレイ」の緊張感と積極的な姿勢の原点に、新たなコミュニケーションソリューションを、お客様、パートナー様との「インタープレイ」で提供し続ける企業です。 詳細な情報については、http://www.interplay-tec.com/interplay/ をご覧ください。

■ 本件に関するお問合せ先
インタープレイテクノロジー株式会社 広報 高松
Tel: 03-6277-6273 / Fax: 050-5530-9256 / E-mail: info@www.interplay-tec.com/interplay

■ 参考資料
各種参考資料は次をご参照ください。
– 発表本文(本ページ)
情報処理学会研究報告「被災地高校生のための情報教育システム」
インタープレイサイネージ製品データシート

■ 参考サイト
次のご参考サイトも併せてご覧ください。
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